家はいくらで売れる?価格の決まり方と相場の調べ方
- 鮫島亮太

- 2025年12月2日
- 読了時間: 4分
1. はじめに:価格の不安が一番多い悩み
家を売ろうと思ったとき、まず多くの人が抱くのが「いくらで売れるのか分からない」という不安です。不動産は同じものが二つとないため、売却価格がどう決まるのか、なかなかイメージしづらいのが実情です。
また、不動産会社に査定を依頼すると、会社によって提示される金額が違うことも珍しくありません。なぜ違うのか?どれが本当の価格なのか?この記事では、そんな疑問を持つ方に向けて「価格の決まり方」や「相場の調べ方」をわかりやすく解説していきます。
2. 価格の決まり方:3つの評価基準
家の売却価格は、主に以下の3つの観点から検討されます。それぞれが少しずつ違う意味を持っており、混同しないことが大切です。
① 周辺相場(実際に売れた価格) 実際に近隣で取引された物件の価格が「相場」です。築年数や立地、間取りが似ている物件の成約価格を基にすることで、現実的な売却目安が見えてきます。市場が動く中で、過去の実績を参考にするのはとても重要です。
② 査定価格(不動産会社が出す参考価格) 不動産会社が売主からの依頼で算出する「目安の売却価格」です。過去の成約事例や物件の状態を元に算出されますが、会社によって数十万円〜数百万円の差が出ることもあります。これは査定方法や販売戦略の違いがあるためです。
③ 売出価格(実際に広告に出す価格) 実際にチラシやWebサイトに掲載される価格が「売出価格」です。査定価格を参考にしつつ、「交渉を見越して少し高めに出す」こともよくあります。ただし、高すぎる価格設定は内覧が減る原因になるため、慎重な判断が求められます。
この3つのバランスを見極めながら、「無理のない価格設定」をすることが、売却成功への第一歩になります。
3. 査定の中身:不動産会社が見ているポイント
査定価格は、ただ物件の広さや築年数だけで決まるわけではありません。不動産会社は、さまざまな観点から物件の価値を総合的に判断します。
立地条件:駅やバス停からの距離、周辺施設(学校、病院、スーパーなど)、地域の人気度
建物の状態:築年数、リフォーム歴、外壁や屋根の劣化具合、室内の清潔感
間取りと使いやすさ:家族構成に合っているか、収納スペースの有無、動線の良さ
土地の条件:土地の形状、接道(幅員・方位・私道/公道)、再建築の可否
周辺環境や将来性:近隣に開発計画があるか、災害リスク、騒音や治安など
これらを総合して、「この条件ならいくらで売れそうか」を判断し、査定価格を導き出します。
4. 査定価格と売却価格の違いを理解しよう
よくある誤解のひとつが、「査定価格=そのまま売れる価格」というものです。実際には、以下のような違いがあります。
査定価格はあくまで参考値:市場の動きや購入希望者の反応により、価格は上下する可能性があります。
売出価格は戦略的に設定される:買主との価格交渉を見越して、やや高めに設定することもあります。
最終的な成約価格が“売却価格”:実際に買主が現れ、契約が成立した価格が本当の「売れた価格」です。
査定価格だけにとらわれず、「現実的に売れる価格」を意識しておくことが、スムーズな売却につながります。
5. 自分で相場を調べるには?
「いきなり不動産会社に相談するのはちょっと…」という方でも、自分で相場を調べる方法はあります。
不動産ポータルサイトで調べる SUUMO、HOME'S、アットホームなどのポータルサイトでは、地域や築年数、間取りなどを指定して、似た条件の売出物件を検索できます。
実際の成約価格を見るには? 国土交通省が運営する「不動産取引価格情報検索(レインズマーケットインフォメーション)」を使えば、過去に売却された実際の成約価格を確認することも可能です。
地域密着型の会社に相談してみる 周辺エリアに精通している地元の不動産会社は、最新の相場や買主の動きに詳しく、現実的な価格のアドバイスがもらえます。弊社でも、地域の動向を踏まえた無料相談を行っています。
6. まとめ:価格の根拠を知れば、不安なく売却できる
家を売るとき、「いくらで売れるか分からない」という不安は誰もが抱えるものです。しかし、価格の決まり方や査定の仕組み、相場の調べ方を知っておくことで、冷静に判断できるようになります。
価格に納得してから売り出すことで、スムーズな売却や希望に近い条件での成約も可能になります。焦らず、正しい情報をもとに判断することが何より大切です。
弊社では、地域の相場や物件の特性を踏まえた丁寧な査定・ご相談を承っております。売却をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。


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