家の値段、だれが決めるの?査定額のホントの意味
- 鮫島亮太

- 2025年12月9日
- 読了時間: 3分
はじめに:査定額ってなに?
不動産を売るとき、まずは「いくらで売れるのか」を知るために、不動産会社に査定を依頼するのが一般的です。
でもこの「査定額」、実は「この価格で絶対に売れる」という保証ではありません。 むしろ、査定は「売れる可能性が高い価格を、不動産会社が予測したもの」に過ぎません。
この記事では、査定額の正しい意味と、売却価格を決めるのはだれなのかについて、初心者にもわかりやすく説明します。
1. 査定額=売れる値段ではない!
不動産の査定額は、「過去の取引データ」「近隣の販売事例」「物件の状態」などから、不動産会社が算出する“参考価格”です。
つまり、査定額は「これくらいで売れると思いますよ」というアドバイスに近いもの。
実際の売却価格は、市場の動きや買主のニーズ、売主の希望によって変わってきます。
たとえば、
「早く売りたい」なら査定額より少し安めに出すことも
「じっくり高く売りたい」なら査定額より高めに設定することもあります
査定額は“売却活動のスタートライン”と考えるのが正解です。
2. 売る値段を決めるのは不動産会社じゃない!
実は、売却価格を最終的に決めるのは「売主本人」です。
不動産会社は「こういう条件なら、この価格帯で売れる可能性が高い」とアドバイスをしますが、 売主が「この価格で売りたい」と決めたら、基本的にはその価格で売却活動を始めます。もちろん、
明らかに相場とかけ離れている
成約の可能性が低い などの場合は、不動産会社も正直にリスクを伝えてくれるはずです。
でも、最終的に決めるのは売主自身。 だからこそ、「査定額=売らなきゃいけない金額」ではないことを知っておく必要があります。
3. 複数の査定額が違うのはなぜ?
同じ物件でも、不動産会社によって査定額が違うことがあります。
これは、
使っている査定ツールが違う
重視するポイントが違う
売却方法(仲介 or 買取)によって見方が変わる など、さまざまな要因によるものです。
中には、「媒介契約を取るために、わざと高い査定額を出す」業者もいるので注意が必要です。高い査定額だけで業者を選ぶのではなく、
査定の根拠をしっかり説明してくれるか
売却戦略を具体的に提案してくれるか といった“中身”を見て判断しましょう。
まとめ:査定額は“ヒント”にすぎない
不動産の査定額は、「だいたいこのくらいで売れるかも」というプロからのアドバイス。
でも、その金額で売らなければいけないわけではなく、売るかどうか、いくらで売るかは「売主が決める」ことです。
まずは複数の査定を比較して、「納得できる価格」「納得できる相手」を見つけることが、後悔しない売却への第一歩になります。



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